今の社会は夜間に働く人がいるお陰で成り立っています。
夜勤が必要な仕事があるのはよく分かっています。
批判を承知で言いますが、介護職の夜勤は今すぐやめた方が良いです。
夜勤専従なんてもってのほかです。
ちょっと待ちなさいよ!
介護職が夜勤に入るのは当たり前でしょ。
それに夜勤手当なしじゃやっていけないわよ。
まあ、落ち着いてください。
これからその理由を話しますので、
それを聞いた上で判断してくださいよ。
介護職の夜勤をやめた方がいい理由
私も前職を辞めるまで夜勤をしてきました。
その上で夜勤はやめようという結論に達しました。
理由として以下のことが挙げられます。
自分の時間を失う
太りやすくなる
健康上のリスクが高すぎる
一般的に夜勤は健康上のリスクが高いと言われます。
睡眠障害・糖尿病・高血圧・精神障害だけでなく、がんの発症率も上がるらしいです。
YouTubeで「夜勤は命の前借り」と言った人がいましたが、まさにその通りです。
健康がすべてではありませんが、健康を失うとすべてを失います。
自分の時間を失う
手取りが少ないから夜勤手当を目的にしている人が大半だと思います。
というか、それ以外夜勤に入る理由は無いのではないでしょうか。
目先のお金のために、健康だけでなく自分の時間を失っているわけです。
ここで書籍「死ぬときに後悔する25のこと」の一節を紹介します。
・夢を叶えられなかった
・行きたい場所に旅行しなかった
・心に残る恋愛をしなかった
・残された時間を大切に過ごさなかった
・自分が生きた証を残さなかった
ガーン!そ、そ、そんな~
人生の最期に後悔するのは、経験しなかったことのようですね。
時間の大切さについては、過去記事でもお伝えしています。
太りやすくなる
夜勤をすると太る原因は睡眠不足です。
睡眠不足になると、食欲抑制ホルモンが減少して食欲増進ホルモンが増加するためです。
それに日中に比べて夜間は活動量が落ちて、食事の時間が不規則になります。
夜勤のお供に買うコンビニ食のカロリーや脂質が高いことも太る原因です。
介護職の夜勤を避ける方法
いったいどうしろって言うのよ。仕事を辞めろってこと?
介護の仕事を辞めなくても方法はいくつかありますよ。
夜勤のない施設を選ぶ
介護施設の中には、訪問介護やデイサービスなどそもそも夜勤がない施設もあります。
夜勤を避けるには、最初から夜勤のない施設で働くのが確実です。
折り畳みベッドで寝るより、家でお風呂に入ってゆっくり寝た方が疲れも取れます。
面接で夜勤NGを明言する
私はこのパターンで今の施設に採用されました。
それなりに実務経験もあり、即戦力になると思われたのかもしれません。
夜勤をしたい職員が多く、夜勤をしなくても問題ない環境だったことが大きいです。
夜勤を続ける人がするべきこと
とは言え、人員不足などで夜勤を辞められない方もいると思います。
そこで夜勤を続ける方に、これだけはしてほしいことをお伝えします。
夜間帯の仮眠をしっかり取る
夜勤中は仮眠をしっかり取らないと、明け方に強烈な睡魔に襲われます。
それどころか体内時計がリセットされず、交替勤務障害の原因になります。
22時~2時の食事を控える
さらに夜食を摂ることで、本来なら休んでいる臓器を働かせることになります。
これでは自分で自分を痛めつけているも同然です。
食事を摂る時間にはくれぐれも気を付けてください。
タバコを辞める
普段タバコを吸わない人は読み飛ばしてもらって構いません。
夜勤自体が身体に悪いのに、タバコを吸うとか論外です。
夜勤中は本数も増えるでしょうし、寿命をどんどん縮めるだけです。
夜食は食べるわタバコは吸うわ、もしかしてドМですか?
休日は外に出て日光を浴びる
夜勤をする職員は、日勤の職員より日光を浴びる時間が短くなります。
体内時計は24時間でリセットされますが、そのために日光が必要です。
日光を浴びることで分泌されるセロトニンは睡眠・覚醒のリズムを整える効果があります。
まとめ
夜勤をしたい人や辞められない人もいると思います。
ただし、対価とさまざまなリスクはセットであることを覚えておいてください。
夜勤をするしない以前に、枠にとらわれて盲目的に働くのはやめましょう。
働きかたは自分で選ぶことが出来ます。
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