許される謝りかた・許されない謝りかた

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失敗学

こんにちは。介護系ライターのサトシーサー(@satoseasurf)です。

実は先日、職場で大失態を犯してしまい謝罪することになりました。
一歩間違えれば進退に関わる局面だっただけに、真剣に文言を考えました。
幸い最悪の事態は回避できましたが、謝罪には許される謝りかたと許されない謝りかたがあります。
今回はいざという時の謝りかたについて考察します。

許されない謝りかた

まず、許されない謝りかたに関して解説します。
あなたが謝罪を受ける立場なら、このような謝りかたを許せますか?

弁解や言い訳をする

おそらく謝罪の場面で一番多いのではないでしょうか。
本人は説明のつもりかもしれませんが、相手には弁解や言い訳にしか聞こえません。
いくら言葉では謝っても「自分は悪くない」というニュアンスが滲み出ています。

怒りが収まるまで間を空ける

冷却期間を置こうと時間を空けるのは、却って悪印象を与えます。
時間を置くことは、相手の怒りを冷ますどころか増幅させるだけです。
後回しにして謝りにくくなった経験はありませんか?

相手の非を咎める

お互いに落ち度がある場合、特にやってしまいがちです。
ですが謝罪が目的である以上、相手を責めるのは絶対にタブーです。
些細なひと言が関係をさらにこじらせ、修復困難にする恐れがあります。

謝罪を電話やメールだけで済ませる

相手に与えた損害にもよりますが、声や文章だけでは謝罪する側の本心は伝わりません。
例えるなら対面で顔を背けながら謝っているようなものです。
相手には不誠実、横着といった不快感だけが残ります。
謝罪したつもりが、火に油を注ぐことになりかねません。

許される謝りかた

お察しの通り、上記と正反対の行動が相手に許される謝りかたとなります。
実際にSもこれに従って謝罪を行い、許しを得ました。

先に謝る

時間を空けたくないため、翌朝の出勤後すぐに上司に時間を取ってもらうように願い出ました。
次の日から上司が連休に入るため、今日しかないと思ったので。
「謝るときは自分から」
責任者時代からずっと心掛けていたことです。

謝罪で始めて謝罪で終わる

ひと言目から謝罪するのはあらかじめ決めていました。
誰に対するどの言動に関する謝罪であるか、ハッキリ伝えることを意識しました。
最後にもう一度謝罪した後、席を立ちました。
最初と最後に謝罪するのもあらかじめ決めていたことです。

弁解・言い訳は一切しない

これはめちゃくちゃ意識しました。
上司がどんな心情を抱いたかを自分なりに考え、申し訳ない気持ちをストレートに伝えることに専念しました。
言葉だけでなく、態度で反省していることを示しました。

相手の非は咎めない

注意を受けた日、相手の問題点ばかりが頭の中で渦巻いていました。
「あの言いぐさは何だ!」、「反省や改善を促す伝え方ではない!」etc
しかし謝罪の場では、それらを完全に封印。
これが功を奏し、上司も「分かってくれた」と感じているように見えました。

問題点と改善策を明確化する

今回の件はどこに問題があり、今後どう改善するかに関しても付け加えました。
ポイントがズレていると、「コイツやっぱり分かってないな」となりかねません。
ここをしっかり抑えたことで、上司からも「今後はこういう事に取り組んでもらいたい」と激励の言葉を掛けてもらえました。

まとめ

ビジネスの場でもプライベートでも頭を下げなければならない時があります。
謝りかたひとつ間違っただけで、今までの信頼関係はいとも簡単に崩れてしまいます。
失敗は問題ではなく、失敗をどう受け止めて今後どうするかが最重要課題。
今回の件を通じてあらためて痛感しました。
もしもの時に参考になれば幸いです。

介護福祉士/webライター/ブロガー
介護業界11年目、サービス提供責任者を4年経験
介護従事者向けに役立つ情報を発信しています。
ココナラで相談受付サービスを行っています。
http://bit.ly/3XiDMuI

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